☆2020年度 東京 神奈川 高校受験 尚学舎 本村の予想☆

・慶應義塾高校(前年度の補欠全員合格を受けて、今年度は挑戦受験も増えるだろう。合格最低点は190点から195点に上がる見込み。少し難化するだろう。)

・早稲田実業高校(早慶のなかでは、問題が標準的で受けやすい。受けやすいからこそ、例年通り厳しい受験となる。合格点の上昇は考えにくいので、例年通りとなるだろう。昨年、一昨年と合格最低点が低めだが、急激な難化は考えにくい。)

・青山学院高等部(駅伝優勝 大学受験人気No. 1校となったので、難化は必至。倍率も男子で上昇するだろう。合格最低点は190点から200点以上に上がる可能性はある。)

・城北高校(本郷高校が最後の募集となり、本郷高校敬遠組が城北に流れてくる可能性がある。倍率はそれほど上昇しないと思われるが、合格点は例年より5点ほど上昇するだろう。)

・法政大学国際高校(男子からの不人気が続くため、法政三校の中では一番お得感があったが、、今年は大学付属の大人気でハネる可能性は大。倍率は高倍率となるだろう。合格最低点は20点ほどあがることを覚悟しておくように。数学の平均点が低いため、数学得意者は有利。)

・学習院高等科(青学 中杉 明大明治 明大中野 の不合格組が大量に受験する可能性がある。倍率は上がり、合格点は10点ほど上昇する可能性がある。英作文・和文英訳・リスニング・数学の途中計算で差を広げよう)

・明治学院高校(大学付属 都心 共学 自由 とあまりに揃っているので、難化は避けられない。法政二高や法政国際レベルまで到達するだろう。合格点はもしかすると、20点以上上昇するかもしれないので、過去問演習では合格点+20点を意識して勉強するように。)

・成蹊高校(大学付属 都心 共学 自由 名門 で非常に高くなる可能性はあるが、高校受験の認知度がなぜか低いので、狙い目だと思う。いつかバレると思うが、今年か来年までなら、チャンスとなる。合格点倍率ともに例年通りとなるだろう。)

・農大一高(人気校。さらに都立までのキープ代0円なので、ハネる可能性は大。説明会の担当先生が代わり、今年度は保護者受験生ともに好評価。倍率合格点ともに上昇。過去問では合格点+20点を意識するようにしましょう。)

・実践学園(人気併願校。私立無償化により、もしかすると実践学園合格後に併願していたのにも関わらず入学手続きする生徒も多くなる予想。併願私立はとにかく一般入試枠が少ないことから、一般入試は厳しくなると思ったが、一般枠でも、例年の合格点をとれば合格を出してくれると回答を得た。ありがたい高校なので、おススメである。)

・東京電機大学高校(理系のイメージが強い高校で、今までなら不人気だったが、AIなどの科学技術の進歩で、大学受験では大人気校となっている。そのブームが今年高校におりてくるとすれば、超危険高校となる可能も。合格点+20点を意識して勉強して、そしてハネないことを祈りましょう。)

・目黒日大(中学受験の台風の目存在。倍率は去年ハネたが、今年はそれ以上になる可能性。大人気校なので、2/10の受験を!2/12受験は合格最低点が20点ほど上昇するだろう。第1志望でないならば、同ランクの文教大学付属も検討したい。)

・日大櫻丘(近年なぜかの不人気で倍率は低倍率が続いたが、今年から2/12受験開始で倍率は5倍以上になる見込み。第1志望でないならば、同ランクの文教大学付属も検討したい。)

・玉川学園(少し都心から離れて、学費が高いので高校受験のみ敬遠されがち。なので、チャンスである。倍率も低く、今年も変わらないだろう。合格最低点は高めなので、もちろんそこはクリアした状態で臨もう)

・東海大学付属高輪台(単願 推薦 の数次第で思いっきり最低点が変わる有名校。当然少なければ、合格最低点は160点まで下がるが、多ければ、200点を超えるだろう。バクチ受験高校の1つ)

・東海大学付属浦安 2回目(1回目の棄権者次第で合格点が大きく変わる。当然少なければ、合格最低点は160点まで下がるが、多ければ、200点を超えるだろう。受ける価値はある。)

・関東国際高校(単願 推薦 の数次第で思いっきり最低点が変わる有名校。当然少なければ、倍率は2倍以下。多ければ倍率10倍になることも。特に2/12以降はかなり倍率が高い。一般受験予定者は塾の先生にお願いして、高校に連絡してもらい、コース及び受験日を事前相談しておこう。)

・早稲田佐賀 2回目(東海大学付属浦安と同じく、1回目の合格者の棄権者数次第。多くの生徒が棄権した場合、合格点は180点まで下がるだろう。2/15と空いてるので、受ける価値はある。)


(総括)

①来年度からの私立高校無償化拡大(約年収900万円まで)により、私立高校志向が強まる。

②大学付属ブームはMARCH〜大東亜帝国まで全てのランクにおいて激しくなっている。

③千葉 神奈川 埼玉からの東京私立の受験生が急増中で、昨年度のデータがあてにならなくなってきている。


①②③により今年度の私立高校受験は非常に厳しくなるだろう。過去の偏差値や倍率だけでは合格に必要な十分なデータが得られない。推薦や単願の受験生数や割合 及び 公表されていれば、合格最低点から、受験校の今年度を読み解きましょう。

通われている塾の先生に相談して、攻める受験と守る受験の両方で受けていくようにすれば良いでしょう。

× CLOSE